書籍・雑誌

書籍「BORN TO RUN」とVibramのシューズ

今日読み終えた本がこれ

BORN TO RUN 走るために生まれた~ウルトラランナーVS人類最強の”走る民族”
クリストファー・マクドゥーガル
日本放送出版協会
売り上げランキング: 579

「走る事」のノンフィクション本なんですが、すごい面白いです。水道橋博士が生涯のベスト10に入るって言うくらい

元々英語の本なので、人の名前がファーストネームとラストネームごっちゃに出てくるからちょっと読みにくい部分があるのですが、それを差し引いても良い。

この本で学べる事はすごく多いのですが、自分が面白かったのは
人間はすべての生き物より、長く走る事が出来る為、生き残る事が出来た
ということ。
人間より速く走る生き物は沢山要るけど、人間が走れる距離ってすごいんです。
「BORN TO RUN」って直訳すると「走る為に生まれた」ってことで、この本にもマラソンの42.195kmという距離すら「短い」という化け物みたいな人が沢山出てくるのですが、この人達の事を「走る為に生まれた」と言っている訳ではなくて、本来人間が「走る為に生まれた」んですね。
だから長距離走っていうのは人間の源流のスポーツなんだと思います。

(馬は?って思うかもしれないけど、ある程度の距離を超えると人間の方が早い場合があるそうです)

ということで、走る事に興味があることがある人は是非読んでみて下さい。

さて、この本で紹介されていた事で、へんなシューズを履くより裸足で走ったほうが怪我や故障が少ないという事が書かれています。ただ裸足で走ると危ないんでサンダルを紐で足にくくりつけたりするそうなんですが、そんな感じに近いシューズがこちら

Vibramというイタリアのメーカのシューズです。何種類かあるんですが、これは何でも用です。
なんといっても5本指の靴下…じゃなくて靴なんですよ!

土曜日届いて、とりあえず家の中で履いていたのですが、なんか気持ちが良くて脱ぐ気にならず。
今日始めて外に出てみました。いきなりこれで走るのは負担がかかるそうなので、床屋に行くついでにウォーキング。

Vibram

歩いてみるとゴム1枚で道路を感じます。また足の指をかなり使う感じを受けるのが普通の靴と全然違う。今日のところは問題なく、良かったので出張先に持ってきてしまいました。
歩くスピードも早くなっているようなので、明日計ってみます

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三崎 亜記 「刻まれない明日」

まさに三崎 亜記ワールド。

この話の元になっている「失われた町」は読んでいないのですが、全然OKでした。

30年に一度、町から人が消える世界

10年前に、街の一部分から3095人が消えた場所が舞台。そこでは消えた人々がまだ存在するかのような事象が起こり、残された人々は消えた人々の事を思い続けている…
そこへ、たった一人の消え残りである女性が街へ戻ってきたところから話は始まります。

ちょっと最後がまとまりすぎてるような気もするけど、でもまぁいっかと思えるような所がこの人の作品のいい所ですかねぇ

刻まれない明日
刻まれない明日
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三崎 亜記
祥伝社
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コミック びんちょうたん

最近更新していないので溜めてるネタを

びんちょうたん(1)~(4完)というマンガはよく2chまとめスレの切ない画像とかでよく貼られたりするのですが、その画像は1巻の真ん中くらいのページなんですね。
ところがそれはまだまだ序の口。

元々は備長炭の擬人化という萌えキャラクター、というのが始まりのようなので色眼鏡で見てしまいがちだと思いますが、2巻からちゃんとしたストーリーが動き出します。特に2巻の終わりでじわっと来ます。
そこから4巻までの流れがすっごい。そして4巻の最後で…泣いちゃいます!しかも2回や3回ではない、今日も読み返したら泣いてしまった。

子供の頃もじもじして出来なかったことがある人に、ダイレクトに届くものがあります。

びんちょうタン 1巻 (BLADE COMICS)
江草 天仁
マッグガーデン

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3月のライオン 第3巻

今一番好きなマンガなので発売日に買ってきました。

「3月のライオン」は「ハチミツとクローバー」や最近では「東のエデン」キャラデザでおなじみ羽海野チカのマンガな訳ですが、将棋を題材にしてるんです。
「ハチミツとクローバー」は恋愛マンガですが「3月のライオン」は家族マンガかな。主人公の家族、師匠の家族、お世話になっている家族、それぞれ平穏じゃない家族ばかりですが、逆にそれで浮き彫りになる家族の関係。。。

さて、3巻は主人公の零君がギタギタにやられる回でしたw。でも周りに助けてもらい、何かに気づいた零君の今後に期待です。零君のライバル二海堂が突然子供っぽくなってたり、変な会長が出てきたり、義姉がよく分かんないことになってたり、、周りでも色々起こってます。

あー先が楽しみだ

小学館による3巻のサイト

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ぼのぼの31巻 と もやしもん8巻

スナドリネコさんの友人登場!但し過去は暴かれず…
アナグマくんが大活躍!いらっとしますw

ビールの回

新橋の日本酒&焼酎BARうさぎでは夏の間だけ日本の地ビールフェアやってる(はずです)。
去年は埼玉の小さい地ビールを大プッシュしてました。

で、以前うさぎの姉妹店らびでワインを飲んでいたところ、常連さんが「オレが作ったビール」といって持ってきたものをおすそ分けしてもらったことがあります。地ビール蔵では色々なところで作らせてもらえるそうですが、その人が作ったのが「アールグレイビール」。
これが超超超超超美味しかった!!!

元々紅茶好きというか、アールグレイを普段飲んでいるというのがあるのかもしれませんが、あんなに美味しい飲み物はめったにあるもんじゃありません、というくらいのものでした。

ところで、もやしもんは最近サケ漫画ですなw

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野村宗弘 「とろける鉄工所」

鉄工所マンガ

前にホリエモンのBlogで見て気になっていたので買ってしまいました。

すっごい忙しいんだけど、技術的なプライドは捨てないところは一緒…というか最近おいら手抜いてるから見習わないとダメだな。
鉄工所ねたも面白いですけど、会話が広島弁なのも面白い。広島にいてもあまり聞かないので(ぶち とか たわん とか語尾に ~け とかくらい)。
あと出てくる女の人がようできとるw



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三崎 亜記 「廃墟建築士」

タイトルに惹かれて購入するも忙しくてずっとスーツケースの中に入ったままでしたが、今日鳥取から岡山まで特急の中でようやく読み終わりました。

非日常な世界を淡々と日常的に書いてしまうところが星新一チックで面白い。でも7階で事件が多いから7階を撤去してしまう「七階闘争」は本当に起こりそうでコワいw

人によって好き嫌いは出そうですが、私は買いでした。

でもこの作家さん、女性かと思ったら男性なんだよねぇ

廃墟建築士
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三崎 亜記
集英社
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重松 清 「その日のまえに」

重松さんの本はわりと好きなんですが、自分とは一回りくらい上の昭和の世代という感じで、なんかしっくりくるんですよね。

で、この本は短編集なのですが、死を迎える人や、死んでしまった人の周りの残された人がテーマです。自分が死を宣告されたらどうなるのか…考えさせられます。

中盤までは冷静に読んでいましたが、最後の二つは電車で読んでいて泣きそうになりました。危なかった

その日のまえに (文春文庫)
重松 清
文藝春秋
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サトウサンペイ 「ドタンバのマナー」

ウチの実家にあった本。昔はビンボーでヒマだったので何回か読み直しました。

なんでこの本の事を思い出したかというと、先日雑談をしていたときにとある人が

「ホテルの風呂って床がびちゃびちゃになるからイヤなんだよねー

はーそうですか、ってまさかバスタブの外で体洗ってないか???

でもよく考えれば、例えばフレンチを食べるときにナイフ、フォーク類は外側から使う…というのは誰か隣の人とかがいるから、聞けば知っている人がいるものですが、ホテルのバスタブの使い方なんて、大体部屋には1人だから聞く人もいないし、ホテルの部屋に説明が書いてあるわけでもないし、知る機会ってのがあんまり無いのか。

という事でこの本を読んだ事はダイレクトに役立ってよかったよかった、という事です。

ドタンバのマナー (新潮文庫)
サトウ サンペイ
新潮社
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BECK 34巻

とうとう完結-!

ライブハウスに行ったことのある洋楽ロックファンとして、これまでにない程リアルな漫画でした。

たとえばのだめとかピアノの森などのクラシック系の漫画では曲が分かるので、頭の中で思い出せば音が鳴るのですが、BECKの場合架空のバンドなので音なんか分からないのに、音が視えるんですよね。読んでいるとライブハウスにいるように熱くなってくるし。

しっかし願わくはBECK(Mongolian Chop Squad)のようなバンドが出てこないかなー

BECK volume34 (34) (KCデラックス)
ハロルド作石
講談社

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