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日本のワイン2016上半期ニュース

日本のワインばかり呑んでいる不肖わたくしめが勝手に2016年上期の日本のワインニュースを選んでみました。
正し、私は只のノムリエで業界の中のヒトではありませんので、そのあたりご考慮いただければと思います。


6.東京豊洲「日本ワインMATSUR祭」、今年は無事終わる。

今年2年目が開催された日本ワインのイベント「日本ワインMATSUR祭」、昨年はワイングラスが速攻で無くなり、ぐい飲み、果てはプラコップが配布され、ぐい飲みのヒトは注がれる量の少なさに泣いたり、そもそもワインの準備が少なすぎて3日あるのに1日で閉店して帰ってしまうワイナリーが続出するなど不手際が多く、日本のワイン好きの怒りが爆発したイベントとなってしまいました。
ところが今年はグラスとワインの量を大幅に増強(ワインの量は3倍の10,000本)した結果、普通に良いイベントになりました。
何せ参加ワイナリーは60近く。色々試すことができてすごく楽しいです。私は急ピッチで呑みすぎて帰りつぶれましたが。。。

5.ヒトミワイナリーの醸造家岩谷澄人さん、5月にフジマルに移籍

最近全国的に人気な滋賀県のヒトミワイナリーですが、醸造責任者として中心人物だった岩谷澄人さんが5月にフジマル醸造所に突然移籍!
ヒトミの今後のワインも変化せざるを得ないと思いますが、どうなるのか要注目です。

※概要は岩谷澄人さんをFacebookで検索

4.伊勢志摩サミットで採用ワイン人気

伊勢志摩サミットで採用されたワインは公表されております。

サミットで提供された飲料等(PDF)
ワーキング・ディナー(概要)(PDF)

丸藤の「ルバイヤート プティヴェルド2012」なんかまだあるのか!(去年金賞取ってるので)と思いましたが、高いワインだけでなく1本1,000円台のワインも採用されていて面白いです。採用されたワインは売れゆきや問い合わせも多いということで、これもサミットの経済効果ですかね。

3.丹波ワインまたしてもローストビーフ問題発覚

回収ローストビーフ、客に提供 丹波ワイン「廃棄忘れ」 [京都新聞]

事の初めは2013年、京都吉兆がギフトとして販売していたローストビーフに結着剤を使用したのが発覚し、その製造が丹波ワインでした。
本来結着剤を使用した場合は火を通さなくてはいけなくて、食品衛生法違反となります。
世の中は食品偽装問題があったためピリピリしており、丹波ワインの食肉加工責任者が自殺してしまっています。

これだけでもヒドいニュースですが、今年のは更にヒドい。
2013年の問題の肉はすべて廃棄したと保健所に報告していたのに、実は冷凍してつい最近までレストランやイベントでお客さんに提供していたと。しかも賞味期限切れのモノを生で提供していたと。

肉の話でワインとは関係ないかもしれませんが、こんなところが作っているのでワインの管理も同じなんじゃないの?と言われかねず、丹波ワインだけでなく日本のワイン全体にも水を差す事態になってしまっています。
個人的には丹波ワインには好きなワイン(Saperaviの泡じゃない方)があるので、これからは真面目に頑張っていただければと思います。

2.熊本ワイン4/26より営業再開

4月の地震で震源地近くにある熊本ワイン。地下のセラーと樽には被害がほとんどなかったということで、4/26には営業を再開しています。
熊本ワインは日本でも屈指のレベルのワインを作られていると思うので、応援しております。

1.日本のワイン畑、苗木不足になる。

ワイン人気、苗木不足 [日経新聞]

中のヒトには去年からのニュースのようですが、ブドウの苗木を注文しても中々入ってこない状態になっているそうです。
そもそも日本はワイナリーが増えているのにワイン用ブドウ畑は減っている状況、というのが去年話題になったのですが、苗木不足で益々ワイナリーはブドウの確保が難しくなりそうです。
日本のワインの先行きがちょっと不安ですね。

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