液晶TVの新時代
先日SONYが新しいTVを発表しまして、240Hz駆動とか薄いのとかあるのですが中でも注目なのはBRAVIA XR1シリーズ。LEDバックライト&部分駆動技術というものを採用しています。
今までの液晶TVというのは、裏でバックライトという電球が常に光っていて、それを遮ることで黒い色を出してるんですね。だから、何もしないと表示される色というのは白なんです。
で、光を遮るといってもどうしても漏れてしまうので、完全な黒が出せない。これを黒浮きと言って液晶TVの弱点の一つだったわけですね。
(注:プラズマも程度は低いが黒浮きはある)
で、SONYのXR1シリーズはバックライトにRGB三色のLEDを採用しています。これで各色の発色が非常に良くなるわけですが、更に、パネルのあちらこちらに配置してあるLEDの中で、"真っ黒”を表示させる部分についてはLEDをOFFにしてしまうのが部分駆動技術です。これによって部分的にですが真っ黒を表現できるようになるわけです。
この技術は来年には一般化されるであろうってことなんですが、いち早く商品を発表したのがいつものSONYだったのです。東芝の新しいのは採用されていないので当分はSONYだけと思ったら…
今日から幕張メッセでCEATECという展示会が開催されていますがそれに合わせてSHARPが出してきました!AQUOS XS
しかも薄型化までしちゃってまさにハイエンド!って感じでえらい高い値段になってますw
ただこの2つのTVはLEDバックライト&部分駆動技術以外の部分は違いが沢山ある(薄型かそうでないか、スピーカの位置、エンジンの違い、消費電力)ので、住み分けできると思います。
なんにせよこれで液晶TVの画質はかなり上がるので、後は絵に立体感が出てるか見てみたいですね。これ評論家の麻倉怜士さんが前から言っていますが、昔CEATECでSEDを見たときは明らかにあったので。
明後日も休みだからCEATECに見に行くかー
| 固定リンク
「物欲」カテゴリの記事
- 2016PC新調(2016.07.21)
- SONY HMZ-T1と「Child of Eden」(2012.03.11)
- 2011AVシステム変更(2011.11.01)
- PC SONY VAIO C VPCCA1AFJ(2011.05.10)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント